心理学

返報性の原理〜多くの人が使い方を間違えている?〜

返報性の原理

・好きな相手に近づきたい!

・商談で相手から良い返事が欲しい。

・コミュニケーション能力を上げたい。

このような方は知っておいて損はありません。

 

返報性の原理

多くの方が1度は聞いた事があると思います。

 

ですが、

使い方を間違えていて、効果を上手く引き出せていないというのが現実。

 

何かを与えたら、相手からも返ってくるんでしょ?

と考えているあなた!

間違えではありませんが、正しくもありません。

 

今回は、返報性の原理を活用するための知識をまとめました。

 

返報性の原理とは

返報性の原理

自分から好意を与えたら、相手からも好意が返ってくる

これが、多くの方の「返報性の原理」に対するイメージだと思います。

確かに、間違ってはいません。

 

例えば、

「好きな相手にプレゼントを送ると、お返しでお菓子を作ってくれた」

これも返報性の原理によるものでしょう。

 

ですが、返ってくるのは「好意」だけなのでしょうか?

使い方を正しく理解しておかなければ、望んでいないものが返ってくる事もあります

 

返報性の原理で返ってくるもの

返報性の原理

先ほども少し触れましたが、返報性の原理によって返ってくるものは好意だけではありません。

 

一言に返報性の原理といっても、

・好意の返報性

・譲歩の返報性

・敵意の返報性

・自己開示の返報性

と、5つの種類があると言われています。

 

つまり「敵意も同じく返ってくる」という事です。

あなたも経験があるのではないでしょうか?

 

「自分の事を嫌っている相手はどうしても好きになれない」

「態度の悪い店員に対して、こちらも口が悪くなってしまった」

これらは敵意の返報性によるものです。

 

返報性の原理というのは

好意だけではなく与えたものがそのまま返ってくる

まずは、このことを理解しておく必要があります。

 

好意は相手が決めるもの

返報性の原理

相手に好意を与えたはずなのに、敵意で返ってきた

そんな経験はありませんか?

 

その時に「返報性の原理が効かない相手なのかな?」と考えた方もいるかもしれません。

もちろん、その可能性もあるでしょう。

 

ですが、あなたに原因がある場合もあります。

不思議ですよね。

好意を与えたはずなのに、敵意として返ってくる。

 

よくある原因は

相手が求めているものを与えていない

というよりはこれが全てかもしれません。

 

例えば

まだ浅い関係で異性から「高価なネックレス」を貰ったとします。

与えた側は「これだけ良いものを与えたんだ、きっと喜んでくれる」と考えます。

 

ですが、

受け取った相手は困っていることでしょう。

何か返さないといけないけど、あまりお金を使いたくないし、もったいない。

それに、浅い関係の相手に貰ったものを身につけるのにも抵抗がある。

 

いきなり高価なプレゼント、しかも身に付けるようなものは高確率で迷惑だと判断されます。

その結果「また変なものを貰わないために会わなくなる」などの敵意として返ってくる。

要は、迷惑なものを渡されただけで、好意として受け取られていない状態です。

 

返報性の原理で重要なのは、与えられた側の判断です。

好意を判断するのは自分ではありません。

与えられた側が好意として受け取るかが全てです。

 

返報性の原理をビジネスで活用

返報性の原理

ビジネスの場で返報性の原理は、おそらく国民全員が見たことがあるはず。

それくらい様々な場面で使われています。

 

例えば

スーパーでウインナーの試食を配っているのを見たことがあると思います。

子供は特に大喜びで飛び付きますよね(笑)

食べてみると、これがまた美味しんですよ。

 

そうしたら、買う予定は全くなかったとしても、

「食べたからには買わないといけないかな」

とカゴに商品を運んでいます。

 

「無料で食べさせてくれた」という好意を

「商品を買う」という好意で返す

 

これも返報性の原理を活用した、お店側の戦略です。

そう考えると、複雑な心境ですが話を進めていきましょう。

 

先程の例えからも分かるように、返報性の原理は商品を売る時にも絶大な効果を発揮します。

 

「大事なのは先に好意を与えること」

最初は損失を出してでも、後から取り返す。

ビジネスの基本でもありますね。

 

恋愛での活用法

返報性の原理

おそらく多くの方が気になっているであろう「恋愛での活用法

モテ男と呼ばれる男たちは、息をするレベルで使いこなしていることでしょう。

それほど、恋愛において返報性の原理の効果は絶大です。

 

「具体的に褒めることで好意を伝わり、好意が返ってくる」

「ちょっとしたプレゼントを渡して、お礼にご飯に付き合ってもらう」

などなど、例をあげだしたらキリがありません。

 

それくらい返報性の原理は重要な心理テクニックです。

 

が、

ここまでは知っている人も多いのではないでしょうか?

そのため、逆に返報性の原理が成り立たない場合も見ていきましょう。

 

相手に嫌われている

すでに嫌われている相手に対して「どれだけ好意を与えたとしても」好意は返ってきません。

むしろ逆効果にもなりかねません。

 

嫌われている嫌悪感を持たれている

どれだけ好意を与えても、嫌悪感に変換されてしまいます。

 

みんなも嫌いな相手からプレゼントとかもらってもあんまり嬉しくないと思う。

それと同じで、嫌いな相手から与えられる好意には嫌悪感を抱く可能性があります。

その結果、敵意として返ってきてしまうのです。

 

相手が返報性の原理を知っている

これは恋愛に限った話ではないのですが、返報性の原理を知っている場合は効果が薄いです。

 

仮にそのような思惑がなくても

「もしかして返報性の原理を使ってる?」

と余計な詮索から入ります。

 

相手が心理テクニックについて勉強している場合は、下手にテクニックに頼ると逆効果になることもあります。

 

好意が大きすぎる

好意が大きすぎると、高価なプレゼント同様に相手を困らせる結果になることも。

返しきれない好意となると「相手にとっては重荷となり」避けられる原因にもなります。

 

例えば、

ストーカーって相手のことが好きだからやってるわけですが、相手にとっては迷惑です。

 

これはかなり極端な例ではありますが、好意は相手に迷惑にならない範囲で。

 

そもそも、相手が「好きと分かっている状態」

よりも

好きかどうか分からない状態」の方が魅力度が増すという研究結果もあります。

 

余裕がある男がモテるのもそのためかもしれませんね。

 

返報性の原理まとめ

返報性の原理

ビジネスや恋愛、日常と様々なシーンで活躍する返報性の原理。

正しく使えばこれほど強力なテクニックはありません。

 

ですが、あくまでテクニック

使い方を間違えると逆効果であったり、効果は薄いです。

 

テクニックにこだわるのではなく、武器の一つとして使いこなしていきたいところです。

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